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市販薬の中でも、最もよく使うのが総合感冒薬。いわゆる風邪薬だが、人によっては、副作用として薬疹を伴うことがある。アレルギー反応や中毒性などで起こるため、症状はいろいろ。薬の副作用を念頭に置いておきたい。

薬疹を予防するには、どのような点に注意するとよいのだろうか。経口避妊薬アレルギー体質の人は医師にその旨を告げて、薬を処方してもらうのが第一。風邪症状がそれほどひどくないときや、忙しくて受診できないようなときには、ついつい市販薬に頼ってしまうようだが、その場合は、最初に1回分だけ服用し、24時間様子を見ること。それで異常がなければ、定められた常用量を用いるといい。 これは、総合感冒薬だけでなく、すべての薬に通じることなので、よく認識しておきたい。いずれにせよ、薬疹は単なる皮膚症状ではない。避妊薬皮膚に症状が表れるということは、内臓にも影響していると考えられるわけで、薬疹は、薬の副作用の早期発見を促すサインだといえる。決して多いケースではないが、市販の風邪薬でも薬疹が起こり得ることを頭に入れ、服用後に症状を自覚したときは、最寄りの内科もしくは皮膚科を受診した方がいい。 薬疹が疑われる場合は、まず薬剤の服用を中止するのが原則。それとともに、病態に応じた治療が行われる。

じんましん型は、薬を服用後1-3時間内に起こってくる。中絶薬服用量が多いと、ショックで死亡するケースもある。中毒性表皮壊死症は、全身がやけどをしたように水膨れになり、皮膚や粘膜がはがれてくる。治療が遅れると、死に至りかねないケースもある。 これらに比べ、1カ所に生じる固定薬疹は、放置していても治るが、繰り返し生じると、まれにショックを起こすことがある。薬疹とは、薬剤による皮膚障害の総称。固定薬疹、じんましん型、全身発疹型、中毒性表皮壊死症、多形滲出性紅斑症候群-が代表的だ。 脂肪燃焼総合感冒薬は通常、解熱鎮痛剤、抗ヒスタミン剤、鎮咳剤、去痰剤、強心剤、制酸剤、ビタミン剤などの複合剤だが、これらのうちビタミン剤を除き、どの薬剤でも薬疹が起こる可能性がある。特に注意したいのは、じんましん型や中毒性表皮壊死症のような重症型薬疹だ。
 

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